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㈱モデナに古くから生息している堕落の標本です。 今や完全に個人的な記録とその記述の墓場になっていますが テキトーに流し見していただければ幸いです。 「モデなんです」の管理人と、よく勘違いされますが、アレは私ではありませんので、あしからず。
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9月9日(日本は10日)
その1

今回の旅の最大の目玉は
「ディーラーアナウンスメントショウ 2012」と称する
「クライスラー世界ディーラー会議」に参加することです。

で、レンタカーでラスベガスへ移動。
LA→ベガスで、約270マイル(432Km)もあるんです。
東京→大阪とあまり変わらないです。

噂には聞いていましたが
荒野にまっすぐな道があるだけなんですね。
眺めても眺めても、ただ荒涼とした世界。
そう、荒涼という言葉がしっくりくる。

遠くに竜巻がいくつも見える・・・。
竜巻とか、普通に在っていいのだろうかと不安になる。
sabaku.JPG





気分を変えて
ステッペンウルフの代表曲を口ずさむ

いつものラーメン~♪
食べるぜハイウェ~イ♪

完全に出オチな歌い出しを
誰にも聞こえないように歌いながら
車は荒野の先を目指す。

しかし、後ろに水着姿のブロンド美女を乗せた
チョッパーのハーレーは、走っていなければ、
西部劇で見かける、丸い藁の塊みたいなモノも
特に転がってはいない・・・。

そこは、思ってたのと違うな・・・。

これがアメリカ
ハンバーガーもまだ出てこない

変わらない、窓の外の景色をみながら
異国情緒に浸る。
が、飽きてきたので、周りにちょっかいを出す。

アキは運転している。
道中、アメリカでの学生生活の思い出話や
アメリカのクルマの事であれこれ説明してくれる。

ひこにゃんは、酔って無いのに酔っ払い以上の
ポテンシャルで周囲にあれやこれや言っていたが
さすがに疲れたらしく、珍しく寝ている。
写真をぱちり。

ハチは言うまでも無く寝ている。
写真をぱちり。

そして私も眠る。

目が覚めると、砂漠地帯でした。
車内はクーラーが効いているので気づきませんでしたが
窓に手を触れると、思わず手を放してしまう程に熱い。

遅いお昼を食べよう、ということで
日本でいうところのSAの様なところに入る

外に出る。
暑い・・、
暑いな。

乾燥してるので、日本と種類の違う暑さが襲ってくる。

なんか暑い、暑い暑い、暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑いっ!

なんか、暑いというか、熱い!
熱くてなんか痛いっ!

これが砂漠か!

で、すっかりお気に入りになったタコスを食べる。
もうすぐラスベガスだ。

アメリカンだぜぇ
では、また。
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9月8日(日本は9日)
その4

ランチの時間、食事の時間
私の瞳がキュピーンと光る
腕が鳴るぜ!腹も鳴るぜ!

ヴェニスビーチから
パシフィック・コースト・ハイウェイを走って
イースタンマリブにあるシーフードの店に向かう

でっかい海老が食べれるらしい。

我々は、終始レンタカーで移動しているわけですが
私は何もしない。コーディネーターのアキが運転。

で、以前登場した心配性の君、ここでは仮にハチと呼ぼう。

歌舞伎でいうところの女形のような風貌で
見た感じは繊細で、話してみるとかなり繊細。

その昔、難波パークスでFIATの展示会が行われた際に、
元々、私とハチの親同士が知り合いだということで
FCJのN氏が我々を導いた。

無神経を無料で垂れ流している私に対し
警戒心と恐怖心を露わにしているの彼の姿が印象的だった。

それが、彼とのファーストコンタクトであり、
彼にとってのワーストコンタクトでした。
それからというもの、可哀そうに私のお守りをすることが多い。

ハチは乗り物に乗ると必ず寝る。
彼は同じ関西方面なので、しばしば行動を共にするが
「一緒に行きましょう」と声をかけるわりに、乗って3分で必ず爆睡する。
なので、いつも私は本を読んだりゲームをしたりする。
つまり、一人で乗っているのと変わらない。

アメリカにおいても、彼は期待を裏切ることなく寝ている。

そんな彼を弄って、もて遊ぶのが、江の島に巣食う悪ノリの神様。
とりあえずここでは、ひこにゃんと呼ぼう。

年は同じで、オシャレに敏感、超アクティヴなアウトドア派。
人なつっこい感じで爽やかな印象を受けるが
5秒に1回はふざけないと、死んでしまうんじゃないかと心配になるくらい
彼は根っからの悪ふざけ体質で、常にテキトーな事を言っている。

こちらも、親同志が知り合いという似たような出会いでしたが
同じような悪者の匂いがしたのでしょうか、すぐに親交は深まった。

そんなひこにゃんは、今年の夏に泳ぎに行って焼きすぎたらしく
夜道に出くわすと、松崎しげるの化身に見えてしまう。
道行く人の90%が松崎と間違え、10%の人が松崎だと確信する。
つまり、こんがり焼けている。

とまあ

性格というか、タイプが東西南北別方向に向いている4人で行動していますが
これはこれで、仲がいいんですよ。


ebi.JPG


そんなこんなで、デカイロブスターと対決する。(1尾40ドル)
美味い、超美味い。
しかしデカイ。
そして、甲殻類と対峙するときはみんな無口。


バラバラ殺海老事件の後に、サンタモニカに戻って買い物を少しする。
ショッピングモールに500が展示されていた。

500.JPG






Abercrombie&Fitchで服を選んでいたら
黒人の店員さんがとても親切にしてくれた。

とても、サービスの行き届いた店だと感心していたら

アキが
「ゲイですよ、彼」
と、こっそり耳打ち。

目が合うたびに、ニコっと極上の笑顔を投げてくれた。

ん~、アメリカンだぜぇ。

では、また。
9月8日(日本は9日)
その3 (飽きてきた・・・)

せっかくのアメリカなんで
見てやろうじゃないの、アメリカ仕様の500。

ちらりほらりと、街中で見かけてはいたが
てっとり早くディーラーへ行ってやった!

フィアット・サンタモニカへ行ってやった!

jyunko.JPG







(クルマの写真は見せないよ!いろいろ問題あったら嫌だからね!)

とりあえず、アキを先頭に立てて盾にすれば万事解決します。
彼がどれほどまでにグレイトな存在なのかは、次の比較を見ればよく解ります。

私の場合
 「ワレワレハニホンジン、吉野家ウマーイ」

アキの場合
 「こんにちは、僕らは日本でフィアットを販売していますが、
後学の為にアメリカの販売店や商品を研究したくてやって来ました、
仕事のお邪魔でなければ、我々にアメリカ仕様の500を見せてくれないでしょうか?」

・・・このくらいの差があります。

で、こちらのディーラーの方々も、はるばるよう来なすったと、歓迎ムードで迎えてくれた上に
「試乗しなよ!」っと、フランクな感じ。


てなわけで、6ATの500を試乗する。

まず、エンジンが日本に存在しないエンジン。
1.4のマルチエアー(NA)、アイシンの6スピードATとの組み合わせ。
やはり、アメリカという大きなマーケットに対する意気込みを感じます。


突然ですが
*あまり知られていない、自動車業界の常識コーナー*

「アメリカ仕様」ってモノは、多くのメーカーが最高の商品を提供する市場になります。
理由の一つは、アメリカが世界最高のマーケットであるということ。
もう一つは、地域によって環境の差が激しく、ユーザーもかなりの長距離を
走る可能性が高いため素材、設計、装備を万全に期す必要があるのです。
つまり、日本車でも、日本よりアメリカに出している車両の方が優れた商品を提供しています。
・・・と、アメリカの自動車業界に詳しい方から聞きました。


てなわけで、アメリカ仕様の500に興味がありました。

試乗の感想。
当たり前だけど、走りがとってもスムーズだわさ・・・。
内外装の細かいディティールなども色々と違う。

いいなぁ、扱いたいなぁって思いました。

パワーのあるツインエアー
燃費にやさしい1.2L
そこにATのマルチエアーが加われば、日本の布陣は盤石なのにねぇ。

ディーラーの人曰く、FIATはとっても売れているそうです。
月に60台も売れた時もあるそうです、スゴイ。
それでも儲からないケド・・・、って付け足されましたが (笑)

他にもフェラーリ、マセラティ、ランボルギーニ、ポルシェ、
アウディ、マクラーレン、パガーニの代理店もやっているそうです。
そら、儲からんと思うわけだ・・・。
ちなみに、もうすぐアルファロメオの販売も始めるそうです。

それと、扱っていないツインエアーにも興味があるようです。
ツインエアーのパワフルな加速は確かに魅力的です。

近年はアメリカでもMTに乗る若者が増えてきたそうです。
なので、アバルトも人気商品だそうです。
日本と真逆やな・・・。

アメリカンだぜぇ~

では、また。
9月8日(日本は9日)
その2

ウェスト・レドンド・ビーチ・ブールバード沿いにあるホテルを出て
サンディエゴフリーウェイに乗りロスのガンクラブに行く。

旅の参加者全員
日頃から、発砲したくてウズウズしていたらしく
開店前から店の前でウダウダしていました。

使用した銃は
ベレッタM92  9mmパラペラム
グロッグ17   9mmパラペラム
コルトM1911 45ACP
あと、チェックしてなかったけど、
リボルバーも一丁、アキが用意していた。
スイングアウト方式のダブルアクション。

頭の中にめがけて響き渡る衝撃音、撃つ度に全身が泡立ちます。
銃の体験には感動したけど、途中で嫌になってきたので
終盤はあまり撃てなくなりました。
面白いんだけど、威力を知れば知るほど、これで打ち合う行為が怖い。
やっぱ、戦争はイカンって改めて痛感できた。
死ぬほど痛いぞ、きっと。

その後
ビバリーヒルズの高級ショッピングストリート
「ロデオドライブ」へ行く。
溜息だけをハァハァ巻き散らかして、通り過ぎようかと思ったその時、
超ドレッドノート級のエライモノを発見してしまう。

ブガッティ、ヴェィロ~ン。
日本価格で179000000円
多すぎる桁に、「ピン!」と来ない方にも優しい漢数字で表現すると
一億七千九百万円になります。

思わず写真ゲット。

ve.JPG








すごいですねぇ~
アメリカンだぜぇ~

で、次回はやっと業界人らしい事をします。

では、また。

9月8日(日本は9日)
その1

*まとめるの面倒なので分けることにしました。

今回の旅には
コーディネーターが同伴している。
本名は言えないので、アキと名付けよう。

彼は、私とは同学年で誕生日も近い。
クールでポーカーフェイスなLA育ちの九州男児で
他人の不幸で飯が3杯半はおいしく食べられる
ダークサイドな一面も持ち合わせているが

天上世界から各地の寺社にやってきた仏のような
姿をしているので、周囲には全くそう思われない。

そんな彼が
「最高の旅を提供しますよ(ぐっふっふ)」と、言っていたので
喜んで乗っかった。

イギリスでも、イタリアでも、とりあえず彼の服の裾を掴んでいれば
言語的な障害には対処できてしまうのだ。
うむ、すばらしい。

で、私からのリクエストで
「こ・・、これがアメリカかっ!」っていうようなものを食べたいと言ったので
朝ごはんがこうなった。
bf.JPG

キタコレ

朝、ホテルの前にあったファミレスみたいなレストラン
パルプフィクションでジュールスとヴィンセントが
Tシャツ姿でミス・ピギーの事についてしゃべりながら
食べているような店と朝食。

野菜ゼロ、油脂類過多、量がおかしい。
そして、出されて「ああ、そうか」と思ったのですが
コーヒーはアメリカンだった。

アメリカンだぜぃ。

では、また。
 
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