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生活の知恵にも、生きる糧にもならない
およそ仕事とは何ら一切の関わりの無い
邪枉で無意味な私のブログを大海の様な
広い愛情で毎度の御愛読をいただいている
奇特な皆さまなら・・・、
タイトルを見て理解できると思いますが、
またやってしまいました、COCO壱。
現在、辛さの頂に2段とばしで駆け上がっています。
まず、7辛を目の前にした際、嫌な予感がしました。
というか、見るからに嫌な雰囲気が垂れ流されていた。
なんか、見た目が硬そうに見えて、近づいて見れば赤いプランクトンの
様なモノが散りばめられている・・・、これが辛さの素だろうか?
で、口に入れてみる。
そして、一瞬で5辛なんか比じゃ無いと理解した。
食べるにつれ、汗が机にポタポタと落ちて
鼻水が出てきた。
口に運ぶたびに痛みが走るような感覚だったので
半分食べた辺りで、イライラしてきた。
中々スプーンが進まない、そりゃそうである。
そもそも、単なる意味の無い挑戦であって
別に辛いのが好きなわけでは無い。
しかし、人間は意味のない事が好きな様に創られた存在です。
私は、苦痛に顔をゆがめながら「あきらめてたまるか」という
気持ちで食べていると・・・。
ある時、突然頭の中が静かになった。
途端にカレー以外のモノが見えてきた。
自分の変化について、何が起こったのか、
少し考えてみたけど、あまり考えることができなかったのか、
もしくは覚えてないのか、急にスプーンが動き出した。
すると、手こずって一口一口を慎重に食べていたのが
嘘のように、あれよあれよと食べはじめて、
またたく間に完食してしまった。
食べ終わったら、ダムが決壊するかの如く辛くなってきた。
そして、さっさとお金を払ってコンビニへダッシュして
ヨーグルトを貪った。
会社に戻ってから、色々考えてみましたが、
これが「辛さの向こう側」と呼ばれるものだったのか?
脳内にアドレナリンが出て、集中力が高まるといわれる現象なのか?
牛丼好き超人プロレスラーが持つ、火事場のクソ力と
呼ばれる能力だったのか?
ギアナ高地で謎のゲルマン忍術を駆使する覆面男に殺されそうに
なった際に開眼すると言われる明鏡止水の境地だったのか?
今となっては解らない。
8~10辛を食べれば、何かわかるかもしれない。
けど、躊躇しちゃうぞ!
とか言って、食べますけど。
とりあえず、2段とばしはやめようと思います。