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㈱モデナに古くから生息している堕落の標本です。 今や完全に個人的な記録とその記述の墓場になっていますが テキトーに流し見していただければ幸いです。 「モデなんです」の管理人と、よく勘違いされますが、アレは私ではありませんので、あしからず。
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7月5日 アラッシオのピッツェリアにて

景色は琥珀色のように淡く、光は雨の日に撮った写真のようにぼやけている。
そんな気がするくらい、この場所は非現実的でした。
少なくとも、私が生活する範囲からは。
このおとぎの国では、みんな日付が変わる前なのに遊んでいる。
見るからに人生が楽しそうだ。
私は、旅の仲間と遅い夕食を囲みながら、小さいことを考えていました。

ここでもう、旅は折り返し地点だけど、これまでにも、一生味わえないような思いをしてきました。
これが、もうあと半分もあるなんて考えると・・・。
それだけで鼻から出血しそうです。
その喜びをこのブログを読んでくれる方に、できるだけ伝わるように願います。


7月6日 FIAT500 インターナショナルミーティング その2

いきなり 「その2」 で申し訳ないですけど。
さて、今回は25回目を迎える「FIAT500インターナショナルミーティング」に
参加見学するために、ガルレンダという町にやって来ました。
新型ではなく、旧500が文字通り世界中からやってきます。
最も遠い国では、海の遥か彼方、オーストラリアからの参加です。
オーストリアじゃなくて、オーストラリアです!豪州ですよ!もちろんクルマに乗って。
500に熱い突撃ラヴハートが無いと、とても参加できません。
そして、そんな燃えたぎった人たちのの500が、約1000台も集まりました。

そんな中、FIAT500を所有してもないのに参加させていただけるとは、
まことにありがたいお話でございます。
ヴィッラノーヴァ競馬場から、移動して、500博物館の近くの・・・広場?
に集まって・・・、特に何もしない。
みんな、好きに食べて、飲んで、遊んで、勝手に帰る。
まあ、おっきなイベントは競馬場で済ませた感があるので、ここでは和みモード。
な、感じなのでしょうか? (競馬場でのお話は、後日)
旅の水先案内人、コーディネーターズ(仮称)の二人は取材があるとかで
私は自由行動することになりました。

そうなれば、とりあえず写真です。
P1030010.JPGP1030019.JPGP1030020.JPG







ちょっと、解りづらいかもしれませんが、とにかくスゴイ人とスゴイ数の500、そして、
どこまでもフレンドリーなヨーロピアン。
意味不明なジェスチャーと2歳児並の英語力で、親睦を深めようとする私(単にあつかましい)
に心を開いてくれる、本当にみんな良い人達です。
う~ん、こちらの人たちは、気楽にイベント参加をしてる感じが良いですね。
雰囲気がなんていうか、イタリア的というか、とにかく気楽な感じで。

以前、長野県のフィアットフェスタに参加した際に、主催者の方に
「来る人は勝手に来て、遊びたい人は勝手に遊んで、レースしたい人は勝手にレースして、
好きに楽しんで帰ってください」と、言われたのを思い出した。

あの言葉は、このミーティングの雰囲気を知った上での言葉なんだろうか?
と、一人で考えてみたり・・・。

ま、勝手に納得して、あちこちウロウロしながらオートジャンブルの方にも足を伸ばしてみた。
P1030037.JPGかなりの部品、部品、部品、部品、部品!
にぎやかですねぇ。500の部品が大半ですけど、
クルマ好きな方々には目の毒ですね。

と、ウロウロしていたら、またも出会った日本人。
さっきの競馬場でも、イタリア在住の日本人に出会いましたが、
こちらの方は、日本からわざわざ参加で来られたそうな。
まだ、新婚ホヤホヤだそうで、思わず「おめでとう」と、
言ってしまいました。
どうやら、500に付けるベースキャリアを購入された模様。
末永くお幸せに、いつか日本のどこかで会えると嬉しいですね。

この日、近くの人は帰りますが、P1030036.JPG多くの方はここで、キャンプをして一泊します。
それも、楽しみの一つなんでしょう。
ヨーロッパ中から、しかも東ヨーロッパからも
走って旅して来るなんて・・・。
なんて羨ましい。

なにより、こんなに愛されている500は、
とっても幸せなクルマです。

               つづく
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