夢魔のエジタシオン

10月13日

完全ノックダウン。

10月14日

なんだか、親戚の家に貰われたにゃんこが
危篤状態らしい。

・・・私が高校生卒業するころの話でした。

私自身の誕生日の朝、家には私と臨月の猫一匹。
洗面所に段ボールとタオルを用意して、猫を中に入れて放置。

朝、覗きに行くと大きなおなかで横たわる猫が居た。
「おはよう、ハラボテちゃん」と、軽いあいさつを投げて
スタスタと奥にある便所へ入る。

色々すっきりして、出てみれば
彼女も結構すっきりしてた

「え？お前も？」

そんな、あの日
私と同じ誕生日の猫が6匹産まれました。

その時の猫が危篤とな・・・。

悲しいね。
でも、「悲しいね」のひと言で整理がつく自分も
少々物悲しい。

10月15日

やはり、猫さん逝きました。

とりあえず、骨になった姿だけを見に行ってみる。

これから、おばあさんが寂しがるのではないかと心配になる。

では、また。