ハーヴェスト

9月18日

「日本はジメジメしてやだねぇ～」

と、事務所でアメリカ帰りをアピールする。
英語なんてからっきしだけど、会話に英単語を混ぜるときは
やたらいい発音に変えてみる。

9月19日

休みです。
久しぶりな気分がする。

とりあえず、お日柄もよく洗濯機はフル稼働。
掃除機も大忙し。

寝る。

9月20日

モデナの敷地内には、通称「農園」と呼ばれる場所が在り
そこには、たくさんオリーブの木が植えてある。

今年も、たわわに実がなりました。

農園で母親がオリーブの実を収穫する。
収穫量は年々増加の一途をたどるが
オリーブの実に対しては、何のアプローチもしない。

主な理由は、何をしていいか解らないからである。

以前、興味本位で木からちぎって噛ってみたことがある。

とにかく渋い、苦い、これは新種の毒薬か！？
と、思えるほどに気分が悪くなった。
「殺す気ですか！」と、思わず木に語りかけてしまうくらい
我を忘れた。

こんなモン、よく何とかして食べようとか思ったなぁ～と
古代のヨーロッパ人は尊敬に値します。

でも、どうにもする気ないんだよね。

では、また。