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㈱モデナに古くから生息している堕落の標本です。 今や完全に個人的な記録とその記述の墓場になっていますが テキトーに流し見していただければ幸いです。 「モデなんです」の管理人と、よく勘違いされますが、アレは私ではありませんので、あしからず。
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私はオスカーワイルドを敬愛しています。
敬愛するって言っても、ゲイに目覚めている訳じゃ無いです。

「ソレ、誰やねん」って人の為に、簡単にご説明します。
既婚で子供が二人いるのに、30過ぎて同性愛に目覚めて
16歳年下の貴族アルフレッド(男)と恋に落ち、彼の父親に
訴えられて逮捕された人。
映画版はアルフレッドが若かりし頃のジュードロウが演じているので
おっさんと美男子が痴話げんかしたり、イチャついたりする様は
腐女子の方々にオススメです。きっと脳内に色々な成分が飛び交うことを
お約束します。
ただの変態映画にしか聞こえませんが、特に間違ってもいません。

これだけでは単なるゲイですが、
彼はとても素晴らしい唯美主義の作家でなのです。

きっかけは姉が持ってたワイルドの本を読んだ事なんですが、
求めていたのはこれだ!という衝撃がありました。
私はどうやら唯美主義とか、耽美主義にどうやら惹かれる傾向にあるらしいです。
解りやすく言えば、三島由紀夫が日本の唯美主義代表みたいな感じですね。
「私はゲイの作家が好きです」って話では無く、オスカーワイルドが好きって話です。

特に有名なのが「ドリアングレイの肖像」の序文ですが、
昨日、ネットで1894年に雑誌のコラムでワイルドが書いた
「若者のためのフレーズと哲学」 (カメレオン12月) と
「過度教養者の教育のための格言」 (サタデー・レビュー11月)を
見ました。やはりスゴイ。
素晴らしすぎて憧れてしまいます。
ゲイには憧れませんが。
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