What can i say

3月15日

今日は誕生日です。
計算が正しいなら、生まれてから12053日が経過したと思います。

換算すると、感じ方が違うよね。
3年って約1000日、そう考えると短い。
いや・・、長いのか？


昔、台風の大雨で学校のグラウンドが水浸しになったとき
悪友達と意味も無く、ヘッドスライディングをして大いに笑った
みんなドロドロになりながら、その有意義な無意味を腹が痛くなるまで
笑った後、コインランドリーでパンツ一枚姿になって、仲良く並んで座ってたあの日も

さくらが綺麗に咲いた梅小路公園で、当時は学生だった嫁と
気持ちが緊張と鼓動で逸る中、何を話せばよいかまったく解らず、
顔をつき合わせて無言で座って苦笑いを交わし、たどたどしく世間話をしたあの日も

節分に豆まきしようと、深夜の和歌山城で豆ぶつけサバイバルゲームを
繰り広げ、見回りをしていた警察官に注意された・・・、ハズなのに
警察官のおじさんと意気投合して、世間話に花を咲かせたあの夜も

軽い言葉、重い言葉の影響力も解らないまま、結果的に
人を裏切って、不安にさせて、悲しませたあの日も

親愛なる馬鹿どもと、夜通し調子っぱずれの歌を歌いながら騒いだ夜も

悲劇の主人公きどりで、センチメンタルになったあの日も

寒がりな猫を、布団に入れたら逆に興奮して引っ掻かれて流血した夜も

今日という日が永遠に続いて欲しいと思うほど幸せだった日も

暗闇が怖くて、両親の布団に潜り込んだ夜も

海で砂の城を作った日も

家族が死んだ日も

すべて、12053分の１だったわけか。

なんだか、良くわからない気分にさせる数字で
自分の事ながら、なんて言えばいいのだろうと考える。

色々、忘れないようにしたいけど
今、書き並べてみても色んな事をきっと忘れてる。

なんだか上手く、まとめられない。

けど、今日は朝から夜までたくさんおめでとうって言って貰えました。
その方々は、みんな私の事を覚えてくれていたわけです。

感謝です、ありがとうございました。

ついでに
母親からも、おめでとうメールが来ましたが
思いっきり年齢が違ってました。
「テキトーやなぁ」って思いましたが
自分が誰に似たのか良くわかりました。

では、また。