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- 05/30 [PR]
- 06/13 ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ
- 05/23 「グランツーリスモS」のSはスクランブルのSではございません。
- 04/24 ジウジアーロ VS グラベル
- 03/25 Mi.To 襲来
- 03/21 アルファは家に帰る
Title list of 仕事の思ひ出
チンクエチェントも発売してから、もう三ヶ月も経ちます。
ト・レ・ビ・ア~ンだよ、トレビアン。
昔、ふにゃららな感じの関係だったフランス生まれの彼女は、
事あるごとに 「てびあん!」 と、発していました。
私はその度に、このラベールはエビアンが飲みたいのでしょうか?
と勘違いを繰り返していた、古き良き日。
500ってすばらしい。
3ヶ月でこんなに売れたのは、私がこの業界に入って初めてです。
そして、遅くなりましたが、これからご注文を頂いていた500の納車が始まります。
これから、少しづつ街ですれ違うかもしれません。
今週末は、ルパン三世の新作をショールームで上映します。
新型500も走ります。
乞う、ご期待!!
本当にありがとうございます。
世の中、いい人ばっかりです。
そして、皆様のおっしゃるとおり、新しい相棒を
見つけるべきでしょう。
相棒探しの始まりです。
さておき、お話変わって。
5月22日、コーンズの青山ショールームにて
新しい「 グランツーリスモ S 」を見てきました。
記者発表会がこの日の午後に行われ、夜から
特別な展示会を開くということなので、
午前中にちょっと見せていただきました。
見た目の変更点は、少ないですが、
中身は劇的ビフォーアフターです。
中でも、個人的に最も関心があったのは「 MCシフト 」の存在です。
トランスアクスルレイアウトは、近年におけるマセラティ社の
お家芸に見えてきましたが。
この「 MCシフト 」は
匠の手によってシフトチェンジの時間を0.1秒まで
短縮されているではありませんか。
驚異的ですね。
・・・って、599にあったような・・・・。
具体的に申しますと、
トルク伝達遮断→クラッチの開放・ギアの切り離し→変速
→ギアの噛合・クラッチの連結→トルク伝達再開
以上の工程を0.1秒で行います。(ギアの噛合だけなら0.04秒)
すばらしい、クラッチを踏んで勝てる世界が無くなっているのですね。
悲しいけど、これ戦争なのよね。
ブレーキは6ピストンに変更されていますが、
ディスクもΦ360mmになっています。
サーフェスリングが鋳鉄でハブにはアルミの組み合わせ。
耐熱性と軽量性を考えた仕様です。
そして、ボタンで切り替わるエグゾースト。
音を聞いてきましたが、これまた痺れます。
間近で聞くと、失禁しそうです。(いい大人なのでしません)
デイリー・レーシングカーとはよく言ったもんです。
ぜひ、多くの方に見てもらいたいですね。
価格も発表になりまして、1750万円です。(税込み・OP別)
430と考えて比較すれば、(比較するのが間違いですが)
魅力的です。
あと、細かいことなんですが、天井とかピラーに
アルカンタラを張れるようになりました。
高級感アップです。
クルマを失ったばかりなので、見ているとヨダレが
だらだらしてきますが、私には「相棒」より、「高嶺の花」な感じですね。
ん~、でも良いものは良いです。
(前回、ロータスデイが開催されたところ)
理由は、ファブリッツィオ・ジウジアーロ氏に会うために。
わざわざ、3時半に起きた甲斐があったというものです。
ツーショット写真も撮れた・・・・、感無量です。
あと、この日は西浦モーターパークにとって
「ジウジアーロコーナー」が誕生した日になりました。
詳細はこちらで
http://blogs.yahoo.co.jp/snmpnissi/7046064.html
パターン青!「Mi.To」です!「Mi.To」を肉眼で確認!
はい、そういうわけでグノーシス主義的な駄洒落もすっかり
古めかしくなっちゃう年齢に達したのが解っていただけますでしょうか?
そんな私は、セントラルドグマ・・・じゃない、セントラルサーキットに
足を運んでまいりました。
GOO の編集者の人が参加者にインタビューをしていました。
「なぜ、サーキットで走るのですか?」と、哲学的な質問に、
「そこにサーキットがあるから」と、アルピニストのように
答えたかったけど、語呂が悪くて言うのを控えました。
そういや、昔もこんなこと言おうとして失敗したなぁ。
でも、なんでサーキットは楽しいのでしょうね?
確かに、近所にあったら嬉しい。
ところで、春ですねぇ。
桜がちらほら咲き始めました。
そんな中、500の展示会を和歌山各地で行います。
ふふふ、暗躍中なのです。
今日は、鬼太郎の日だから、みんなも夜更かししましょう。
昔々、ミラノに大きな竜がいました。
竜はとても速く、美しい存在でした。
イタリアの紺碧の空を舞うその姿に、人々は憧れ、尊敬していました。
しかし、ある時、竜は自分の姿に疑問を感じるようになりました。
そして、自分の体をを鋼鉄の鱗で覆い、仮面を被り、自分を変えようとしました。
すると人々は、それが竜だということに気づかなくなってしまいました。
ある時、竜は鏡に映る自分を見て、鎧で重くなったその体を、
変わってしまった姿に、自分が間違っていたと感じました。
竜は、自分の姿を業火で焼き、鉄の鱗を溶かし、再び元の姿に戻りました。
そしてまた、人々に愛されるようになりました。
めでたし、めでたし。
というわけで、ミラノへ新型車を見に行きました。
「8Cスパイダー」と、「Mi.To」と、「149」を見てきました。
アルファは100周年を迎えるまでに、実にさまざまなプランを用意しております。
今回、ミラノでの会議の内容は実に面白いものでした。
中でも、149を見れたのはラッキーでした。
前回、マラネロに行った折に開発中のエンツォに乗ったぐらいラッキーでした。
そうそう、個人的な話だけど、イタリアのスーパーとか、デパート、食料品店などに
足を運んでみました。
観光地にあんまり関心は無いのだけど、こういったサヴィーな感じを味わいたいのでよ。
あとは、テレビCMとか番組も気になる、そういえば、朝にドラえもんも放送してた。
のび太を含め、みんなイタリア語ペラペラなのにびっくり。(当たり前です)
向こうの食料品店においていた雑誌を見てみるのも楽しい。
朝、早起きして街をウロウロする。これが旅行の醍醐味。
ミラノの「nhow」ホテルに泊まったんですけど、このホテルのフロアは
ミステリアスというか、ストレンジというか、マーベラスなというか。
ロビーから想像の範疇を超えられました。
スキージャンプで「跳んだまま、見えなくなっちゃった・・・」て、感じの大ジャンプでした。
さすが、イタリア。
部屋はとってもステキ、自分の部屋にしたいくらい。
シャワーが天井から出るホテルに初めて泊まりました。
観光地はドゥオーモとかいう、ミラノの中心にある教会みたいなところに連れてもらいました。
陽気なギャルソンがいる近くのカフェで、その巨大な芸術品を見ながらお昼を食べました。
私って、旅行のガイドブックとか読んだこと無いのです。
だから、本当にわからないから、現地で看板や、雑誌や、人の噂を現地調達して
何とかなってるタイプなので、「ドゥオーモに行きましょう」って言われても、
NHKのドーモ君が頭に浮かぶくらいでした。
だから、写真も見ずにいきなり現物を見たのですが、
よく知らないままなのが、申し訳ないくらいに、美しい建物でした。
ブランドショップはずらりと並んでいましたが、100ユーロしか持ってなかったので。
お土産以外は、特に自分の買い物らしい買い物はしませんでした。
雑貨屋に行きたかったのですが、それもこれといったモノが無くて残念でした。
アルファロメオ博物館に行ってきました。
ムゼオのガイドさんが、一台一台丁寧に説明してくれました。
50年代以前のモデルにまつわる小話や、裏話、クルマの仕組みなんかも
色々勉強できて良かった。ここは、ガイドが「いる」と、「いない」で楽しさが変わりますね。
仕事でも何でも、行く機会があるのはいいことです。
また行きたいもんです。