Vagueness

本質的に、日本人は曖昧な表現が好きらしい。

既に「～的に」と「～らしい」を付けることで、
曖昧さ回避を回避できます。
とても便利で都合の良い表現です。

どうやら、自分が発する分にはよくて
他人が発する分には怒られるらしい。

私が、よく指摘される口癖に「じゃ、そーゆー事で」があるそうでして、
私をよく知る人は、そのセリフが出ることにより
「会話を終わらせたい」って、空気を曖昧に醸しだすそうです。
その際に、私がそう思ったかどうかは身に覚えがありませんが
その瞬間、とても曖昧な雰囲気で終わるのが不愉快らしく、
文句らしき文言を並べてきたような気がしなくもありません。
曖昧な雰囲気の話は曖昧さ回避を回避することにして
・・・それは、隠語ではなかろうか？？
と、思ったがその辺についても曖昧にする事になったような気がします。

たまに、「曖昧さが美徳」と言いたそうな御仁がいたりします。
そんな人に限って、
「俺は黒でも白でもない、グレーな人間だから」的な事を断言します。
それはそれで、なんかもう素敵だと思います。

知らず識らずのうちに、一つの思想や概念に患わされやすいものです。
しかし、考えなんてコロリと変わるもんです。
私だって例外じゃありません。

一本、しっかりした思想の柱がある人間が羨ましいもんです。
案外、それが天命ってやつかも知れませんね。

ヘルニアで一週間ほど寝たきり生活でしたが
TVばっか見て、思った感想です。

では、また。