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500といえばこの人。
フィアットを心から愛している御仁。
私は大好きです。
先日の研修で奇跡の再開を果たしまして、
あさって、ご飯一緒に食べます。
いやはや、楽しみでござる。
小さい頃から母親のクルマはイタリア車、
おかげさまで、免許を取ってからは
イタリア車以外に乗ってない。
これ、ささやかながら私の自慢。
よくよく考えたら、オカン(日本語における「マンマ」の意)
のクルマはFIATとMASERATIだったなぁ、
クルマの価値なんてまるでわかんなかった頃。
よく自転車で、222SRに体当たりしていたあの頃。
内緒にしてたけど、222SRのシフトノブと、
後ろのシートベルトと、助手席側ドアの肘置きを、
引っ張って引きちぎったのは私です。
お母さん、ごめんなさい。
あと、ダッシュボードの鍵を壊したり、車酔いで吐瀉物を
撒き散らかしたりしたね。
本当にスイマセンでした。
フィアットのクロマかテンプラだか、覚えてないけど、
後ろのシートに挟まったのもなんとなく覚えてる。
乗る度にクーラーが効かないのを文句言っていたなぁ。
どうして、うちにはボロしかないのだろう?
と、思ったことがあった少年時代。
私の青春時代、家には黄色のクーペフィアットがあった。
姉が、家の柱に7~8回ぶつけたっけ?
あんなクルマをよく免許取立ての姉に乗せたもんだと思う。
結局、私が免許を取って、そのクーペを譲り受けて。
母親は赤いアルファスパイダーを買った。
青春時代はずっとFIATだったなぁ、友達と馬鹿騒ぎする時も、
恋人とデートするときも、いつもフィアットだったな。
アルファとランチアも買ったけど、必ず1台はFIATがあったなぁ。
もう、死ぬまでFIAT乗るしかないっしょ。
だから、今回の500が出ることが、私にとって
どれだけ嬉しいことか、しかも、その発表会が
私の誕生日に行われるという偶然に
私は運命を感じます。
今、生活をするのにイタリア車を売っていますが、
商売は抜きで、フィアットを大事にしてくれる若者をみると、
自分の青春時代を見るようで、なんか嬉しくなるんだよね。
クルマが好きで好きで仕方が無いって感じは無いんだよね。
気が付いたらいつも、イタリア車と一緒だったから。
クルマに特別な思いを抱かないけど、失えないというか、
無いのはありえない、考えたことも無い。
走るという楽しみも無く、磨く気もあんまりない。
普段、乗らなくても平気だけど。
けど、僕がフィアットに乗れなくなるのは、片足を
引きちぎられるように痛い。
考えると胸が痛い。
だから僕は思う、少なくともここまでは、
かなり幸せな人生を送っている。
だから、私の人生を支えてくれる
多くの方々に感謝です。