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㈱モデナに古くから生息している堕落の標本です。 今や完全に個人的な記録とその記述の墓場になっていますが テキトーに流し見していただければ幸いです。 「モデなんです」の管理人と、よく勘違いされますが、アレは私ではありませんので、あしからず。
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目が覚めると、名古屋だった。

新幹線「ひかり」の車内、眠ろうと思って
最大に倒したシートが中途半端な角度で
とても疲れる。
急にハッと起き上がったものだから
となりの痩せた坊主頭の兄ちゃんをも
驚かせてしまった。
眼鏡の奥にクリクリした目玉が印象的だった。
軽く会釈して、腕を組んでうつむき、また目を閉じる。
しかし、普段は9時前まで寝てる人間が
急に5時起きなどという無理をするのだ、
少々、痛かろうが狭かろうが寝てしまうのは
無理もない話だと僕は思う。
実際よく寝てしまった。

本日はイタリア大使館へ
FIAT&ALFAROMEOのビジネスミーティングに参加です。
和歌山からは遠いので、前泊してもよかったのですが
事務所にたんまり仕事を貯めている状況なので
なかなかそうもいかない現状です。
どこもそうだけどね。
今のご時世、そんな優雅に構えている販売店は
どこにもないもんです。
話を戻して、しかし東京は遠い。
最初は長距離の移動が苦痛でしたけど、
何度も出張を繰り返すたびに、それなりの楽しみを
用意するようになりました。

私の出張の楽しみ方としては、きまってPSPで遊ぶか
本をひたすら読むかの2択です。

とにかく荷物が多くなる事を避けたいので
コンパクトな「モノ」が重宝する。
しかし、両方持っていく事は少なく
どちらか片方だけ持っていく事にしている。

最近はタブレット型のPCが在り
「それ一つでなんでもできるよ」と言われる事もあるが
PSPの代わりとしてはスペックや操作が役不足すぎるし
活字の代わりとしては、ページを捲る快感が無い。
やはり本は本のままでいてほしい。
時代に付いていけてないと言われればそれまでだけどね。

今回は一冊の文庫本をもって来た。
いや、借りてきた。
突然、一晩だけ貸してやると言われて預けられたのだが
朝が速いので、移動中の楽しみにと、
昨晩から鞄に忍ばせておいた。
「三月は深い紅の淵を」
タイトルだけでは全く意味は解らないが
とりあえずは、この本が朝日を浴びるチャンスを失った様だ。
なぜなら、品川に着くまでまだ時間はあるから
もう一度寝てしまおう。
と、自分に優しいもう一人の自分がそう言ったのだから。

では、また。

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