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㈱モデナに古くから生息している堕落の標本です。 今や完全に個人的な記録とその記述の墓場になっていますが テキトーに流し見していただければ幸いです。 「モデなんです」の管理人と、よく勘違いされますが、アレは私ではありませんので、あしからず。
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11月18日

*フィクションでお送りしております*

日曜日、事務所で待機していると。
ひふみちゃんが呼びに来た。

「店長、表でクルマを見ている方がいます」

「ん、了解、すぐ行く」

襟を正し、ネクタイを締め直して展示場へ
そこに、何かに気づいた古久保が慌てて叫ぶ

「だ・・、だめだ!店長を止めるんだ!」

「え?」と、きょとんとするひふみちゃん。

そして、逆転裁判の主人公ばりの勢いでこちらを指差しながら
「見ろっ!日曜の店長は商談が発生すると80年代少年誌風の劇画顔になるんだ!」

「て、て、店長の顔が徐々に奇妙な顔つきにぃぃぃ~(ゴゴゴゴゴゴゴ)」


店長 「いらっしゃいませ」
お客様 「あ、お店の人ですか?」
店長 「そういう君は、ジョナサンジョースター?」
お客様 「違います」
店長 「・・・・・(ドドドドドドドドドドド)」

事務所で様子をうかがっていた古久保が解説する。
「だめだ!完全に会話の主導権を取り損ねてやがる」

だが、商談法の達人の私は、これしきで呼吸を乱さない。
「商談」とは、「怖さ」を知る事っ!「恐怖」をわが物とすることじゃあッ!
この店長!容赦せん!

「お客様!私は今、紳士として恥ずべき事だが・・・、
売り上げを挙げるためにッ!クルマを売るのだッ!(クワッ!)」

この後、なんやかんやで
メメタァ~っと試乗して、ズギュゥゥーンと見積もりして、
パパウパウパウとご注文をいただきました。

事務所に戻ると、
古久保がが座ったままの姿勢で、ねぎらいの言葉をかけてきたので
逆に発破をかけてやった
「きさまは今まで書いた注文書の枚数を覚えているのか?」

「きっさまぁ~!」

そういうわけで、店長はクールに去るぜ。

では、また。
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