㈱モデナに古くから生息している堕落の標本です。
今や完全に個人的な記録とその記述の墓場になっていますが
テキトーに流し見していただければ幸いです。
「モデなんです」の管理人と、よく勘違いされますが、アレは私ではありませんので、あしからず。

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たとえば
とても険悪なケンカをしている最中にも
ふと仰いだ天が、満天の星空だったりすると、
星の美しさに心を奪われ、仲直りをしてしまう。
空には不思議なチカラがある。
大半の大人は
空を眺めることができないし、
眺めたころを思い出せない。
自分は幸いにも、不完全もしくは未熟な大人なので、
いまだに空や海を眺める時間を作ってしまう。
空は、いろんな顔をする。
汚水のように暗く、懐かしく紅く、星を生む紫と
ヴァニラのように気だるく甘い乳白色、どこまでも冷たい青。
時に遠く、時に重く、ゆがんだ笑みが大地を穿つ。
しかし、果てしない。
そしてたくさんの記憶を内包していく。
僕は、幸せな人間だ。
豊かな国に生まれ、幸せな家族と友人に恵まれ、
人生においてさほど意味の無いことも
考える余裕がある。
そのせいか、弱い。
自分で思うのは変かもしれないが、
昔はもっと優しかったように思う。
今、自分に不利益な事は、切り捨てる冷徹な部分が
十分に育った気がする。
自分だけの善悪の判断で動けなくなってしまった。
もしかすると、それが大人になるということかもしれない。
きっと、大人になるということは、弱くなるということ。
それを時折、体の芯へ深く痛感させられる。
31にもなって、情けないと思われるかもしれないが
それは、とても、
痛い。
そんなときは、空を見上げてみる。
昔と違い、たくさんの失敗や後悔、遠く逝ってしまった人の事
過去ばかり見つめてしまうけれど、とりあえず空は預かってくれる。
こんな夜中でも、ね。
では、また。
とても険悪なケンカをしている最中にも
ふと仰いだ天が、満天の星空だったりすると、
星の美しさに心を奪われ、仲直りをしてしまう。
空には不思議なチカラがある。
大半の大人は
空を眺めることができないし、
眺めたころを思い出せない。
自分は幸いにも、不完全もしくは未熟な大人なので、
いまだに空や海を眺める時間を作ってしまう。
空は、いろんな顔をする。
汚水のように暗く、懐かしく紅く、星を生む紫と
ヴァニラのように気だるく甘い乳白色、どこまでも冷たい青。
時に遠く、時に重く、ゆがんだ笑みが大地を穿つ。
しかし、果てしない。
そしてたくさんの記憶を内包していく。
僕は、幸せな人間だ。
豊かな国に生まれ、幸せな家族と友人に恵まれ、
人生においてさほど意味の無いことも
考える余裕がある。
そのせいか、弱い。
自分で思うのは変かもしれないが、
昔はもっと優しかったように思う。
今、自分に不利益な事は、切り捨てる冷徹な部分が
十分に育った気がする。
自分だけの善悪の判断で動けなくなってしまった。
もしかすると、それが大人になるということかもしれない。
きっと、大人になるということは、弱くなるということ。
それを時折、体の芯へ深く痛感させられる。
31にもなって、情けないと思われるかもしれないが
それは、とても、
痛い。
そんなときは、空を見上げてみる。
昔と違い、たくさんの失敗や後悔、遠く逝ってしまった人の事
過去ばかり見つめてしまうけれど、とりあえず空は預かってくれる。
こんな夜中でも、ね。
では、また。
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